電車で席を譲る行動、
重い荷物を持っている人に手を差し伸べる行動、
心に傷を負った人に対する励ましの言葉、
ボランティア活動、
誰もが親切でよい行動だと認識しているにも関わらず、行動できる人は多くはありません。
恥ずかしい、誰かが助けるだろう、偽善者と言われるかもしれない・・・
人間は行動しないことに理由を求める生き物です。
でも、そんな自分を変えたい、行動したらどんなことが起こるだろう。
そんなあなたの背中をそっと押してくれる本を紹介します。
この本は、著者があとがきでも紹介している、アントニオ猪木さんの『道』という詩の最後の言葉
『迷わず行けよ 行けば分かるさ』
をまさしくストーリーとして描いています。
人生の分岐点(ジャンクション)はひょっとするような事から訪れます。
しかし、ジャンクションには行動を起こさなければ辿り着くことはできません。
この本を読むと、主人公の起こす行動の数々に心が熱くなることが感じられるでしょう。
- 今日、行動する一歩を踏み出せなかったあなた
- この先の人生を、少しだけ変えていきたいあなた
- あとあじの良い本に触れたいあなた
あらすじ
この物語の主人公は浜浦 遼二(はまうら りょうじ)。50歳から10年間務めた運送会社が突然倒産するシーンから始まる。浜浦は運送会社の配車係として勤めていたが、誠実な人柄で社長からの信頼も厚い。
浜浦が退職金代わりに社長からゆずり受けたのが、これからの旅をともにするキャンピングカー(キャンカーと呼ばれる)だった。
キャンカーはトイレ、キッチン等生活に必要な一通りの設備が備え付けられている。顔なじみのガソリンスタンドの店員にキャンカーの使い方の手ほどきを受ける。
そんなとき、若い女性と老婦人と出会う。彼女達は、遠く離れた土地に住む息子や孫に会いに行きたいのだが、長旅への不安があった。キャンカーであれば不安も少なく移動できると浜浦に相談を持ち掛ける。
浜浦は迷った末に、二人を東京へ送り届ける決断をする。
こうして、浜浦の旅がはじまるのだが、旅の先々で度重なる決断に迫られることになる。
まとめ
この物語を読むことで、人生の変化に直面した時の対応、他者への思いやり、未知への挑戦、そして自己成長の旅における決断の重要性についての深い学びを得ることができます。
行動を起こすことは、夢を実現し、自己成長を遂げるための鍵です。。自分自身にコミットし、変化を恐れず、目標達成に向けて一歩一歩進んでください。あなたの行動が、未来を変える力を持っています。今すぐ行動を起こし、自分の人生を変える旅を始めましょう!