投資の始め方〜投資の基本を理解しよう〜

日々の仕事をこなしながら、空いた時間で資産を増やしたいサラリーマンにとって『投資』は最適といえます。

なぜなら、『投資』は空き時間で勉強したり調べたりして、1クリックで商品購入したあとは放置するだけで資金が増える可能性があるからです。長期間であればあるほど再現性が高く資産を増やすことが出来ます。

自分の自由にできるお金を作る方法は、以下の3つしか方法はありません。

  1. 収入を増やす
    ⇒昇進、キャリアアップ、転職、副業等
  2. 節約して、貯金する
    ⇒普通預金、定期預金、節約術
  3. 資産を運用し、利回りを得る
    ⇒株式、仮想通貨、FX、債権、不動産等

①、②については想像しやすいですね。
それなりに頑張っている!地道に積み上げてるよ!
という人は多いと思います。

しかし、③資産運用をに興味があるけど、
なにから始めたらいいかよくわからない。
最初の一歩を踏み出すことができない。

そんな働く皆さんのハードルを下げるため、投資の知識を解説します。
『投資』を始める前に知っておきたい基礎知識を3Stepに分けて勉強していきましょう。

STEP
投資の基礎知識
STEP
口座を開設する(Coming soon…)

正しい知識を持たず、人に言われたまま商品を購入することは非常に危険です。

ぜひ参考にしてください。

今回は、Step1!

投資に対する基礎知識を勉強していきましょう。

目次

日本人はどれくらい投資をしているの?

日本人は、貯金という概念を大切にする文化があり、一部では『貯金大国』と言われたりしています。

2016年9月に日銀が発表した「家計の金融資産構成」では以下のように米国、欧州との比較がされています。

各国の各家庭の資産に対する預金比率

日本 : 52 %

欧州 : 35 %

米国 : 13 %

日本人は、良くも悪くもコツコツと貯金を行い、諸外国に比べ多い傾向にあるようです。

規律性の保たれた日本!資産を守ることに当たっては素晴らしいと評価できそうです!

それでは『投資』はどのくらいの割合を占めているか見てみましょう。

家計の資産構成における証券投資の割合

2021年8月に日本銀行が出したレポートによると、家計の資金構成に占める証券投資の割合は、日本が15.7%であることに対し、アメリカは55.2%であり、3倍もの差があります。

株式・国債・社債・投資信託などの証券の取引を行い、資産を運用することを証券投資と言うよ!

金融庁が発表した資料「人生100年時代における資産形成」によると、証券投資の割合の大きいアメリカは、金融資産額が18年間で約8倍に推移していることに対し、預貯金の比率が大きい日本は20年間で約2倍にとどまっています。

どれくらいの人が証券投資をしているの?

また、内閣府の世論調査によると、現在株式・国債・社債・投資信託などの証券の取引を行い、日本で資産運用をしている人は全体の約10%程度です。

つまり、資産運用の考え方は日本にまだまだ浸透しておらず、多くの人はこれから自分の資産を効率的に増やすことができるのです!

最近ではダウ平均株価指数が3万ドル突破!や日経平均29年ぶり高値!等のニュースが報道され、コロナ禍で富裕層はさらに豊かになり、貧困層との差は広がるばかりだと話題になりました。

であればやることは一つ。富裕層と同じことをしよう

お金持ちになるには、お金持ちのマネをしよう!

なぜ資産運用は普及しないのか

資産運用を行わない理由として以下3点が大半を占めています。

日本人が資産運用を行わない理由

  1. 株式投資に関する知識を持っていないから
  2. 損失が発生するリスクがあるから
  3. まとまったお金が無いと購入出来ないから

多くの人の失敗として、資産を買っているつもりで『価値の無い商品』を買わされている例が多くあります。世の中には『ぼったくり商品』や『詐欺商品』が数多くあります。

正しい知識をつけることで、このような商品に簡単に手を出すことはなくなります。一緒に勉強していきましょう!

また、まとまったお金が無くても資産運用はできるんです!少しずつ、未来の自分のために積立てていきましょう。

少しでも興味をもったら、知識を広げ、安全第一で実践してみましょう!

株式投資基礎知識

投資を行う対象は、現在多岐の分野に渡ります。
株式、債権、FX、仮想通貨、不動産、商品(金や原油等)・・・。
こうなると

なにに投資すればいいかわからない・・・

という人が多いのでは無いでしょうか。

そこで最初の投資としてオススメするのが株式債権です。

それは、株式や債権は伝統的資産と呼ばれます。

リスクが比較的少なく、詐欺商品などのぼったくり商品が少ないことがあげられます。

そもそも株式投資とは??

そもそも株とは、

株式会社の所有権を分割したものなのだよ!

つまり、株を購入する = 会社のオーナーになるということなんです!

と言ってもあまり構える必要はありません。安心してください。

例えとして、日本を代表する大企業『トヨタ自動車(株)』を見てみましょう。

トヨタ自動車(2021/11現在)
  • 発行済み株式数:約163億株
  • 株価:約2000円/株
  • 時価総額(株価×発行済み株式数):33.09兆円

基本的に日本は100株単位で売買することが多いため、20万円で100株購入したとしても、100株/163億株分のプチ・オーナーになっただけです(笑)

なので、その会社を自分の好きなようにできるわけではありません。

あくまでも共同オーナーの一人に過ぎません。

初心者はあまり気にすることは無いですね。

しかし、興味のある人は『株主総会』に出席して、意思表示をすることもできます。
意見を言わずとも、会社の方針や儲かっているか、今後の展望等を会社の役員から説明してもらえますので参加してみてもおもしろいと思います。

儲かったら分け前を!”配当”とは

その会社の事業がうまく行けば、その利益に対して分け前をもらうことができます。その分前のことを『配当』と言います。配当は、1株ごとに○○円として計算されます。またまた、『トヨタ自動車(株)』を例に見てみましょう。

トヨタ自動車(2021/11現在)
  • 株価:約2000円/株
  • 配当金:48円/株
  • 配当利回り(配当金/株価):2.4%

トヨタ株を100株持っていると、年間4,800円もらえることになります。

少額のようにも思えますが、20万円を銀行にあずけていても、昨今の金利は0.001%ですから年間2円しか受け取ることができません。

普通預金と比較するとかなり大きい額であることがわかります。

しかし、これにもリスクはあります。

株式投資に伴うリスク

  1. 業績悪化に伴い、配当金が少なくなる
  2. 株価が下落し、配当金以上に損が出る
  3. 会社が倒産し、株式の価値が無くなる

これらのリスクを鑑みて、投資対象を考える必要があるということですね!

配当の他、会社からのプレゼントには『株主優待』というものもあります。「月曜から夜ふかし」で有名な桐谷広人さんが有効活用されているものですね。コレも楽しみの一つではあります。

配当と株主優待をもらうには『権利付き最終日』まで株式を保有する必要があります。権利付き最終日は企業によって異なります。これらを目的として株式を購入したのであれば、しっかりと調べる必要がありますね。

株式投資での利益と損益とは

株式投資で出る、利益と損益は主に下記の2つがあります。

株式投資で得られる利益及び損益
  • 配当益:保有する株式に対する『配当』から得られる利益
  • 譲渡益:株を買った値段と売った値段の価格差から得られた利益または損益

株は『証券取引所』で売買されます(昨今は、スマホのアプリなどから証券会社を通じて証券取引所で取引可能です)。

買いたい人と売りたい人が価格と数量を出し合って、利害が一致すれば売買が成立します。オークションと一緒ですね!

誰しもが利益をたくさん出し、安定している会社の株が欲しいものです。よって、毎日のように取引が行われ、値段が刻々と変化します。

買いたい人が多ければ価格が上がり売りたい人が多ければ価格は下がるんだね!

また、一般の人が取引できる株は、証券市場に売り出している(上場している)会社だけです。

証券市場に上場するためには厳しい審査があります。

よって、上場している会社はその他の会社に比べて、倒産や破産のリスクが低いと言えます。

街中で『この会社に投資したい!』と思ったら、まずは『上場』しているか調べてみましょう!

貯金だって投資?

投資にもリスクがあるように、日本人が大切にする『貯金』にも実はリスクがあるんです。

貯金に対するリスク

  • インフレリスク
  • 為替リスク

最近、いろんな物が高くなっていると思いませんか?

お菓子などは値段はすえおき、内容量がこっそり減らされていることがあります。

このような悲しい話、よく聞くようになりました。

インフレとはサービスや物価が上昇することだよ!

価格が上がるの!?嫌だな〜

健全なインフレであれば、企業の業績が上がり僕達の賃金も上がるよ!
上がった賃金で消費が増えて、さらに企業の業績が上がる。
『いいインフレ』なんだ!

そういうことなら安心だね!

でも物価だけ上昇して、賃金が増えない『わるいインフレ』もあるよ・・・
消費が減って、企業の業績も悪くなってしまうんだ。
これを『スタグフレーション』とも言うよ。

・・・

これらの背景には、原材料の物価上昇や税金の上昇、円安による輸入品の物価上昇等様々な原因があります。

円安とは外貨に対して円の価値が安くなることなんだ。
去年は100円を1ドルと交換できたけど、今年は110円払わなくちゃ行けなくなっちゃうんだ。
つまり、同じ海外製品を買うのに去年より1割追加で払わなくちゃいけないね・・・
この反対を円高というよ。

いずれにせよ、私達は昔と同じ値段で同じ物買うことができなくなっています。

貯金をするということは、『今後物価が下がる、円高になる』ことに掛けていることになります。

要するに、貯金をすることも投資をしていることと同じであると解釈ができます。

貯金することは悪いことではありません。

しかし、貯金だけしていると将来お金の価値が減ってしまった時、思い描いた生活ができなくなる可能性があります。

でも、将来どうなるかなんて誰にもわかりません。

そこで『貯金』と『投資』に資産を分散し、将来の生活に対するリスクを低減させ、効率的に資産をふやすことが賢い選択なのです。

まとめ

今回は、投資の始め方初回ということで、知っておきたい『基礎知識』について紹介しました。

この記事を読んで、少しでも投資に対する敷居がさがったと思ってもらえたらうれしいです。

投資を始めるにあたって、知っておきたい!!情報を随時追加していきます。

一緒にお小遣いUP!を目指しましょう!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアを待ってる!
  • URLをコピーしました!
目次